ブルースタイルオンライン

注文住宅のプロが「理想の住宅を建てる方法」「知っておきたいポイント」など、お役立ち情報をお届けします。

インタビュー

本物の「木造住宅」にこだわるから叶えられる"健康的な暮らし"

本物の木造住宅にこだわる理由とは?

「自然素材の注文住宅」を提案しているブルースタイル。「本物の木造住宅」を建てることを大切にしている理由は何でしょうか?

それは「毎日、健康に暮らせる家創り」をしたいと思っているからです。健康的に暮らせる家創りを実現するには、自然素材を使った「本物の木造住宅」を建てることが大切なポイントになります。

ブルースタイルでは、無垢の床・漆喰や薩摩中霧島壁・天然木の扉・桐のクローゼットなど、デザイン性を配慮しつつも、自然素材にこだわった家創りをご提案しています。

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【自然素材の家が健康な暮らしに繋がる理由】

・「天然木の無垢材」:冬は暖かく、夏は涼しく、住む人を足元から癒してくれる。

・「コットンクロスや漆喰の壁」:調湿性に優れアレルギーの原因となるカビやダニの生息を抑えてくれる。

・「薩摩中霧島壁」:調湿性・消臭性も優れ、カビや結露の心配もなく、シックハウス原因物質を一切含まない。

・「桐のクローゼット」:調湿だけでなく、防虫・防カビ効果にも優れているため、衣類の保管に最適。

このように、吸湿性・放湿性のある「自然素材」は結露やカビ・ダニを抑え、アトピーなどの原因にも効果があり、空気を浄化して人の住む空間を快適にしてくれます。

家族の健康があってこそ、幸せな暮らしに繋がると私たちは考えます。なので、素材にこだわった「本物の木造住宅」を建てることを一番大切にしています。

こだわりのきっかけは、「アレルギー」と「大工時代の葛藤」

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家創りにおいて、「本物の木造住宅」を建てることを一番大切にするきっかけとなった出来事はあるのでしょうか?

過去のいくつかの経験から、「本物の木造住宅」を建てることにごだわりを持つようになりました。

最初のきっかけは、幼い頃の経験です。合板やビニールクロスがたくさん使われた家に住んでた時に、弟はアレルギーに悩まされていました。毎日、長い時間を過ごす家が原因で、体調を崩していました。安らぎの時間を過ごすための家が、病を引き起こす原因となっているという事実を目の当たりにしました。

また、大工として働いている時、現場では様々な素材に触れる機会がありました。残念なことに、その素材の中には、私たちの健康にとって良くないものも含まれていました。

本当によいものを知っているのに、職人である自分が、それをお客様に届けることができないことへ葛藤した経験があったからこそ、「自然素材」「本物の木造住宅」に対しては人一倍強い思い入れがあります。

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家は暮らす人々にとって、「くつろげる場所であり、集う場所であり、癒される場所」です。家族にとって大切な場所を作るからには、本当に自分が納得したものをお届けしたいという想いで、本物の木造住宅にこだわった家創りをはじめました。

自信をもって理想の家創りをお届けするために

本当に納得したものをお届けするために、大切にしているポイントはありますか?

必ず現地へ足を運び、「自分の目でみて確かめる」ということを大切にしています。私自身が納得して自信を持っておすすめできるものを、お客様にお届けできるようにするためです。また、現地へ行くことで生産者がどんな想いでものづくりをしているかを体感することもできます。そういった想いをお客様に伝えることも私の大切な役割だと感じています。

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少し前にもお家の柱として使用する桧の伐採現場を視察しましたが、私たちの元に届くときには、きれいに製材された状態で届きますが、現場で伐採している様子をみると感動と発見がたくさんあります。

例えば、職人さんたちは、足場が悪く、トイレもない、野生動物たちにいつ出会うか分からない、そんな過酷な環境で働いています。そんな職人さんたちの命をかけた努力があるからこそ、私たちは丈夫な家創りに欠かせない桧を手に入れることができています。その職人さんたちへの感謝の気持ちを大切に、私たちは家創りをしています。

「伝え続ける」ことの積み重ねが、信頼と実績を生む


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お客様に喜んでいただける家創りのために、他にも大切にしていることはありますか?

そうですね。お客様に家創りに関わる建材やこだわりについてお伝えすることも大切にしていますが、同様にスタッフへ伝えることも大切にしています。

家創りには、コンシェルジュや工務スタッフ、職人たちなどたくさんのスタッフが関わっています。社内でお客様に対応するコンシェルジュと現場で働くスタッフや職人は、普段別々の場所で働いています。ですが、場所は違ってもみんなが自分と同じ想いで働いてもらいたいと思っています。

中には、20年以上の付き合いになる職人もいますが、年に1度行う研修会では、毎回必ず想いを伝えるようにしています。それは、特別なことだけでなく、挨拶や礼儀や心構えなど、当たり前のことも多くあります。お客様に安心して家創りをご依頼いただけるようワンストップサービスでお届けするために、想いを伝えることの積み重ねを大切にしています。

「すべてはお客様のために」をコンセプトにしているブルースタイルでは、想いを実現させるために家創りに本気で向き合い、信頼と実績を積み重ねています。代表をはじめ、コンシェルジュ、工務スタッフ、職人、事務スタッフみんなが、「健康に暮らせる家創り」をお届けできるように取り組んでいます。

ブルースタイルについて、もっと詳しく知りたい方は、モデルハウス、デザインスタジオYDHでぜひ「本物の木造住宅」を体感してください!

モデルハウス・デザインスタジオYDHの詳細はこちら

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Blue Style 株式会社 代表取締役 荻野 勇樹

1975年2月26日、埼玉県入間郡毛呂山町生まれ。高校卒業後、大工として現場で修行を積む。1999年、父が経営する㈱荻野工務店に現場監督として入社。2001年より自然素材の家創りを提唱し、2006年、(株)荻野工務店代表取締役に就任、設計デザイナーも兼務する。2019年、社名をBlue Style㈱に改め、現在に至る。