POWER BOAD
POWER BOAD
厚さ37mmのALC外壁材「パワーボード」
通常の木造住宅に使われるサイディングは16~18mmの厚さで、雨や風から家を守る性能のみですが、 パワーボードは通常のサイディングの倍以上になる37mmという厚さで、雨や風から家を守る性能にさらに、 断熱性・防音性・耐火性・耐久性の4つの性能がプラスされるので外壁の性能に大きな違いがあります。
ブルースタイルでは全邸、ALC外壁材「パワーボード」を標準仕様としています。
木造にプラスαの断熱性を与えられる外壁材であること
一年を通して、心地よい住空間を実現するためには、断熱性がポイント。パワーボードは断熱材の外側で、プラスαの断熱効果を発揮します。
現在普及しているサイディングは、16~18mmの厚さです。 パワーボードの場合は、37mmの厚さの中に細かい気泡が均一に入っています。この気泡に含まれた空気が層をつくるため、単体で熱の伝わりを抑え、夏の暑さや冬の寒さから室内の温度環境を守ります。
パワーボードの断熱性は、冬暖かく夏涼しい、快適な住まいの実現をお手伝いします。真夏の直射日光にさらされる外壁の表面温度は非常に高く、通常はその熱が屋内に伝わり家全体に熱気がこもります。
パワーボードの場合は、表面温度が裏面に伝わりにくいため、屋内の冷房効率が高まり省エネにつながります。
静かな住環境はいつも、人に "やすらぎ" を与えます
遮音性に優れた住まいは、やすらぎを守る住まい。パワーボードは騒音のストレスから暮らしを守ります。
街で快適に暮らすためには、自動車の騒音などストレスの一因となる騒音をコントロールすることも大切です。ALCはビル建築の遮音壁や遮音床などにも用いられるほどの優れた遮音性能。37mmの厚さを持つパワーボードも外部の騒音を十分に低減する効果があります。パワーボードは、静かで快適、プライバシーをしっかり守る住まいづくりを可能にします。
パワーボードは、音の反射が大きく音を通しにくい素材です。さらに壁体内に伝わった音は、37mmの厚さ内に無数にある独立気泡が吸収するためさらに遮音効果を発揮し、室内への音の侵入を低減します。
火を寄せ付けないこと、
それは住まいの基本条件です
火に強いことは外壁にとって最も大切な条件のひとつ。パワーボードは隣家の火災を寄せ付けない防火性を持っています。
パワーボードは火や熱に強いコンクリート系外壁材。素材は無機質の珪石などであるため、炎や熱を受けても発火することがなく、煙や有毒ガスも発生しません。また、パワーボード内部には細かい気泡があるため、空気層が熱の伝わりを抑えます。
隣家が火災時には、外壁面は800℃以上の高熱にさらされることになります。木材の引火危険温度は約260℃であるため、外壁の内側がその温度に達すると構造体が発火する恐れがあります。パワーボードの場合は外壁が直接炎にさらされても、内側は引火危険温度まで上がりにくく、延焼の危険性を減らすことができます。
まるで大地のような、
変わらない安心感を持つこと
経年変化に強く、とても安定した素材で構成されるパワーボード。その大地のような安心感で快適な暮らしを長く支えます。
パワーボードは2世代を超える長期(60年以上)にわたり、張替え不要を目指しています。 パワーボードは、物性や寸法などの経年変化が極めて少ないため、張替えを前提としておらず、メンテナンスがしやすいロングライフ外壁材です。 塗装をリフレッシュすると新築時のイメージがよみがえります。
パワーボードは、防水上重要なシーリングを塗装で保護し、紫外線や雨水にさらされないところに劣化を抑える秘密があります。パワーボードは、ちょっとした施工順の違いにより傷みを防ぎ、シーリングの部分がサイディングの2~3倍長持ちするので、長い目で見ると経済的になります。
一般的な外壁材は、工場で塗装したパネルを現場で張り付けて、その隙間をシーリングで埋めていくため、シーリングが露出します。これにより、5~10年でシーリング材が傷んできます。
パワーボードは、塗装されていないパネルを現場で張り付けて隙間をシーリングで埋めていきます。そして最後にコーティングするように塗装をしていきます。 シーリングが露出しないため、10~15年に1度のメンテナンスで充分になります。
パワーボードは、
私たちにやさしい無機建材です
パワーボードは外壁材であるため規制の対象外ですが、 シックハウス症候群の原因物質である有機化合物は一切含みません。 また、発売を開始した1980 年から、パワーボードは開発当初よ り一切アスベストは使用しておりません。