設計・工務ブログ
Blue Style が荻野工務店として
埼玉県入間郡の地に産声を上げた明治中期は
新壱万円札の顔となった 渋沢栄一さん が
数多の企業の設立に関わっていた時期と重なります
論語の精神を重んじ
単なる利益追求ではない道徳経済合一による経済の礎を築いた
近代日本経済の父
7月3日お披露目ですね
論語も伝記も疎い 私 ですが(知見を深めるべく)
先日 深谷市を訪ねてきました
実家となる旧渋沢邸は「中の家(なかんち)」と呼ばれ
建て替えられたものの築130年近くの主屋が残り見学ができます
養蚕農家で越屋根で充分な通気も考慮されています
小屋裏に「おかいこさま」が同居するための家で
優先すべきは人間の快適性ではないのですね
アンドロイドとシアターにより
渋沢栄一の生涯やふるさとについても
学ぶことができます
お子様の夏休み研究の題材にも良いのではないでしょうか
煮ぼうとう屋さんが隣接しておりご当地グルメとして昼食のおすすめです
ただ煮ぼうとうの専門店のためこちらは大人の方向けでしょうか
中ん家に準じた歴史を感じる建物です
ゆかりの諏訪神社も徒歩圏内にあります
寄進 報恩 の関係にあった偉大な人だったことに気づかされます
また近くに「渋沢栄一記念館」がありますので
合わせて訪れてみてはいかがでしょうか
昭和の中頃渋沢栄一が千円札の肖像の候補に挙がったことはあったそうです
お札の顔が政治家で占められていた時代ですね
中ん家隣のうどん屋さんで公開している掛け軸です
青淵(せいえん)...渋沢栄一の雅号です
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最後までお付き合いありがとうございます
設計スタッフ
田村裕司 でした