
設計・工務ブログ
こんにちは!
Blue Style 設計・工務の林です🌲
家を建てるとなると、「どんなふうに工事が進むのか?」と気になる方も多いですよね。
今回は、基礎工事から完成までの流れを、現場の写真とリアルな様子とともにご紹介いたします👀
1・地盤調査
【地盤調査】→【地盤改良】
まず、土地の状態を確認するために、【地盤調査】を行います。
地盤が弱い場合、【地盤改良】を行い、しっかりとした土台をつくります。
「え?家を建てる前に地面から工事をするの?」と思う方もいらっしゃるかと思います。
この段階を怠ると、地盤沈下の原因になりかねないのです💭
2・基礎工事
家を支えるもっとも重要な部分が「基礎」となります。
ケーキで例えると、スポンジのような役割になります🎂
スポンジがパサパサで固いとだと、いくらクリームやイチゴが美味しくても微妙な感じですよね。。。
それと似た感じで、ここがしっかりしていないと、どれだけかっこよくて良い家を建てても意味がありません。
【配筋工事】鉄筋が張り巡らされ、まるで''巨大迷路''のような状態に。
基礎の強度を高めるために、コンクリートを流す前に【配筋工事】を行います。
この鉄筋の上に、コンクリートを打設することで、よく見る基礎ができてきます。
【コンクリート打設】
型枠を組み、その中にコンクリートを流してこんでいきます。
流し込んだばかりのコンクリートは柔らかいので、しばらく養生(乾燥・固める作業)を行います。
ケーキだと、スポンジの上にクリームをのせて伸ばしていく作業となります🎂
3・上棟
基礎が完成したら、いよいよ大イベント!上棟です!
この日は、職人さんたちが一斉に集まり、一気に家の骨組みを組み上げていきます。
土台の上に柱を建て、梁を組んでいくと、あっという間に家の骨組みが完成。
大工さんたちは、レッカーを駆使しながら、数ミリ単位の狂いも許さない制度で組み上げていきます。
ケーキでは、スポンジを重ね、クリームでコーティングしていく段階です🎂
4・屋根工事&外壁工事
上棟が終わったら、屋根を作り、外壁を貼っていきます。
この工程が終わると、家の形がしっかりとわかるようになっていきます。
【屋根工事】
「家の屋根ってどうやって作られているの?」と思った方、
実は、屋根は何層にも分かれて作られているんです。
①野地板→屋根の下地となる木の板
②ルーフィング(防水シート)→雨漏りを防ぐためのシート
③屋根材(瓦やガルバリウムなど)→最後の仕上げ材
このように、見えない部分もしっかりと作られているのです🏠
【外壁工事】
「外壁の色やデザインって結構迷う...」という方も多いですが、この段階になると、
実際の仕上がりも見えてくるので、わくわくしてきます。
そして、最終的に「あれも良かった」 「これが良かった」と思っていたのに、
いざ完成に近づいているお家を見ると、これにして良かった!と感じる方も多いそうです👀
5・内装工事
内装工事は、ケーキにいちごやクリームをトッピングする段階です🎂
ここで、いよいよ「家の中身」が完成していきます。
クロスやタイルが貼られると、一気に''お部屋らしさ''が出てきます。
打合せで、A4サイズ程のサンプルでアクセントクロスを選んだお客様が、
実際に壁一面に貼られたアクセントクロスを見ると、「これにして良かったね~!」と言うのをよく聞きます!
また、照明も付き、お施主様のお気に入りポイントが出来てきます💡
↑ユーロスタッコ
↑千sen 真鍮ブラケットライト
家づくりには、両手じゃ納まりきらないほどの、たくさんのプロ意識を持った職人さん方が関わっています!
その過程も含めて、お施主様と私たちBlue Styleと大工さん・職人さんの共同作業で作った世界で一つだけの作品だと思っています🎈