Construction Blog

Design Works Blog

設計・工務ブログ

埼玉は快晴なり

川越坂戸東松山で自然素材の家創り Blue Style  

特に冬は感じます 
北海道と沖縄の気候の差を比べたならいざ知らず脊梁山脈の向こう側とこちら側でこうも気候が違うものかと

家創りについての考え方は風土によって変わるはずです
埼玉の気候の特徴もおさらいしてみましょう

冬は晴天が続きますが赤城おろしとか秩父おろしと呼ばれる北西の季節風が吹き乾燥します 

雪は少ないとはいうものの数年に一度はいわゆるドカ雪に見舞われます

朝の氷点下の冷え込みもあります

それでも雪の日の翌日や冷え込ん朝でもその日は大概晴れます

夏は蒸し暑く雷雨のあることも

南東の風が都心からの熱を運んでくるとされ 熊谷 鳩山 の地名が暑さと代名詞として全国的に知れ渡るようになりました 

一方北東の風の時は涼しく曇りがち

梅雨期と秋霖期は雨が多い時期です 

東よりの風が奥武蔵の山々に当たり雨が多くなるようです 

西風の日は少ないですが晴れて気温が上がります

さて埼玉は一年を通じ快晴日数が日本一多いとされています (快晴の日が多い都道府県ランキング 近隣の東京・群馬を突き放しまた晴れるイメージの強い宮崎・香川も抑えて です) 

お肌の問題や猛暑は別として 

お天気がいい日が多い=気分がよい日が多い と言えますね

そんな埼玉ならではの家創りの秘策(ちょっと大げさですが)

真冬の凍えそうに寒い朝→凍結対策は過去のスタッフブログから←でもお日様の恵みがあるのが埼玉の天気の特徴 

お日様の昇る方角は窓を効率的にとり太陽熱の恩恵を取り入れたいです 

逆に夏の西日は極力遮りたいですが眺望の利く場所では横長の窓で景色を楽しむのも〇(後述)

→断熱についての取り組みはこちらから←

南側東側は雨が吹き込みやすい方位ですので軒や庇を充分とれると安心です

南東から北西へ風が抜けるような間取りならば自然の通風が期待でき冷房期間を抑えられます

難があるとすれば地盤が安定している代わりの関東ローム層の土埃

5月は日照時間は最長ですが風と埃に悩まれる季節です

風や日射の直撃を避けるなら「屋敷森」があるとよいのですが市街地なら周囲の家屋がその役目を担っていると割り切ってみましょう 

次の週末の→完成見学会情報はこちらから←
お早目のご予約がおススメです

私田村流 埼玉の快晴が実感できるひとときがこちら 

快晴で黄昏時に現れる秩父方面の稜線シルエットです 

ポンチ絵ですがご堪能ください

山並み.jpg

(私が識別できる山の記載のみですが...左から

ご存じ「富士山」景勝地三保の松原はこの反対側です 

「大岳山」ラクダのこぶのような山容が特徴的 多摩の御岳山の奥に位置する山

「武甲山」石灰石(セメントの原料)の山として知られる秩父のシンボル 右側の斜度が急なのは掘削のため

「堂平山」頂に元東京天文台観測所のドームがあり星空と夜景の双方の名所です

「笠山」奥武蔵山系の北端で武甲山についで目立つ艶やかな稜線が特徴です

「浅間山」夏季は霞んで昼間は雪と雲で視認しにくいのですが日没後に見える山容も壮大です)

(おまけ情報 1月23日の日没後は西南西に金星と土星のランデブー+細い月も競演してくれます)

こんな夕暮れは決まって冷え込みが強まりますので温かくお過ごし下さい

西川材

CATEGORY ARCHIVE

SEARCH