設計・工務ブログ
川越 坂戸 毛呂山を中心に
自然素材の木造注文住宅
ブルースタイル
田村です
その昔、山で切った木材を川に流す運搬方法が盛んだった大井川
電源開発用にダムで川はせき止められ
木材の運搬は森林鉄道に代わり
道路が整備されるとトラックに代わり
しかし森林資源の豊富なはずの我が国の林業の現実は...
上流にある井川ダムです
ここまではさながら森林鉄道のような鉄路で来ることが出来ます
中空コンクリートダムといい外観ではわかりませんが躯体のコンクリートを節約するために中空構造になってます
昔は運搬事情・材料調達の難しさをある意味技術力で補っていたのでしょうね
部材を長大重厚に扱える現在の土木建築工事ではこの構造での建設は無いようです
近くにあるダム展示館の屋外にあった鉄骨の送電鉄塔(の縮小展示)です
最小部材を組み上げるこのトラスの構造も
↑(過去ブログでも触れてます、よろしかったらお立ち寄りください)
将来的には希少になっていくのでしょうか
トラス | Blue Style スタッフブログ (ameblo.jp)
ここから「渡し舟」に乗ってさらに上流へ向かうつもりでしたが水位低下による欠航で断念
ワンボックスカーの「バス」に乗り換え
木々の中の遊歩道「廃線小路」を歩いてきました
運転を休止して50年
自然に還る過程の線路上を歩く貴重な体験ができます
今では珍しきかな木材の枕木
線状の部分は防腐処理薬剤の注入痕です
ブルーの家では扱いませんが注入土台も同様な防腐方法です
廃枕木としてガーデニング用で見かけることもあります
トンネルも堪能
景色も堪能
井川までの途中に現在日本一高い鉄道橋梁として関の沢橋梁があります
写真の説明しますね
乗車時刻・季節・天候がそろわないと撮れない
「日本一のアーチ鉄道橋と渡る列車の影」
お判りになりましたでしょうか...?
次は秘境駅へ