設計・工務ブログ
新年おめでとうございます
設計スタッフ 田村です
今年も Blue Style と本ブログも
どうぞよろしくお願いいたします
3年ぶりの行動制限解除とも言われたこの年末年始
皆様はいかがお過ごしでしたか
私は右脳に刺激を求めたく東京現代美術館へ行ってきました
丁度「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」
が開催しているとのこと
世界を巡回しているという貴重な展覧会のようです
空間演出も素晴らしい見どころとありました
(私如きが入場してしまったせいで当日券完売のため入場出来なかった方には申し訳ありません それまで装飾と香水のブランド名くらいの知識しかありませんでしたのでm(__)m クリスチャン・ディオールに詳しくない私でも推しな異次元な展覧会です よろしければ以下もお付き合いください)
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日本文化からインスピレーションを得たというドレス達
その背後は曲面をうねる障子のような手漉き和紙でてきているとのこと
美術館の展示品の背景は作品を引き立たせるためにその存在は消されて無いようなものですがここでは空間演出までも随所で楽しめます
ディオールのスケッチ
建築特に住宅はインスピレーションから入ることはかなり特殊な状況でなければないのですが こういった過程は興味ありますね
吹抜空間に現れたデュオールの夜会
星が流れ月が昇る(他のバージョンもあるようです💦)
視覚と音楽によるプロジェクトマッピングと相まって
見る者を魅了するとはこのようなことかと
ミラーも仕込まれていて見る角度によっては
遠くに自分自身も認識出来さながら夜会に出席したような雰囲気になれます
是非お洒落して出かけてみてください
この白い空間はデュオールのアトリエ
装飾が仕上げられる前の状態ですが十分造形の美は伝わってきます
天井からは藤の花を思わせる無数の切り花
満天の星空の下輝く数々のスターモデルの世界へ
少年時代建築家を志したというディオールの回想録より
「ドレスは儚い建築
ファッションで大事なのは全体のライン
靴から帽子に至る全身の装いがシルエットを作る」
トータルルックは衣装界でも建築界でも大切です
出口を飾るのがこちらのドレス?!