2023.06.17
設計・工務ブログ
こんにちは、Blue Style 設計の田村です
建築の場面で出会う「いの一番」は図面上(現場上)の位置を示します
平面図の一部ですが
横軸に い ろ は~
縦軸に 1 2 3~
と並んでますね
例えば柱の位置を示すのに
その交点の位置で
にの3番とか
との7番と呼びます
Blue Style では右上起点ですが
左下起点の場合もあります
大工さんは付いた親方の流儀を代々継承していったようです
ちなみに私が経験した最大の番付となったお宅ですが
のの16番までありました
(紙面の都合上全て表現できてませんが)
いろはにほへと~
の元ネタ(七五調の詩)を暗記していないと
後半はなかなか出てきませんね
ちなみに鉄骨造や鉄筋コンクリート造ですと
左下起点で(これは私の親方の流儀でしたが)
A B C~
1 2 3~
或いは座標軸よろしく
X1 X2 X3~
Y1 Y2 Y3~
で表します
現場で組み立てられる材料には
このような番付が振られていて
材料が迷子にならないというわけです