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夢の家創りを実現するために今回は建築会社選びで気をつける事を30年間の経験を元に建築業界にいての実体験や感じる事また後悔された方の話を元に幾つかお伝えします。
①歴史が浅い?
今はネットの時代で検索し会社選びが行われるようになりました。ビジュアル的に良くても実態は分かりません。建築は最終的には現場が最重要ポイントとなります。現場レベルまで整っていて初めて、もの創り良い家創りが可能になります。
社歴などを先ずは良くチェックしてみてください。浅い場合は現場チームが出来上がって居ない事が多々あり経験値が少ないため施工や完成時が心配となります。
また会社の代表者の経歴も大切です。建築に長く携わっているのか?当たり前のようですが実際には国家資格がない方もいますので注意してください。
②建築士がいない?
当たり前ですが家は建築士がいなければ設計や申請手続きができません。建築士事務所登録がされているか担当者などは建築士の資格がキチンとあるかなど確認してください。びっくりしますが実は建築士がいない会社や店舗は実在しています。
外部に委託している場合もありますが一貫して社内で設計デザイン業務が行われる事が家創りには必要不可欠です。
③耐震等級3表示の罠?
一概に耐震等級3をアピールしていても実は中身に違いがあります。
耐震等級3相当は簡単な計算のみで計算するので3にはなりません。
※3相当という言葉にに注意が必要です。
耐震等級3を謳うには実証できる許容応力度計算(偏心率などはじめ様々な細かな計算)がされているかが大切になります。更に第三者機関による性能評価を受けた証明まであり初めて耐震等級3が実証されたと考えてください。
④専任の職人達
依頼した会社に長く携わる専任専属の職人チームがあるか否かを確認することです。家創りは設計デザインはもちろん最終的には現場の職人チームが本当に肝心となります。特に木造住宅では大工の技術が非常に大切となります。
家創りは写真やビジュアルが良くても本当に繊細に作られているかは分かりません。不安な場合は現場をキチンと見る事や職人がどんな考え方で仕事をしているか聞くのが良いです。
また建築業界は実際には、その地域や地元の職人を集めて創ります。人手が足りなく初めての職人に依頼するなど下請け孫請けが現場に入ることが多々ある場合は現場は綺麗に仕上げる事は難しくなります。
⑤現場が汚い
先ずは現場は施主さんの大切な土地になります。また建築資材なども施主さんが依頼した建築費用があるからこそですので現場を綺麗にすることは当たり前だと思います。が出来ていない現場が多々あります。酷いです。ぜひ一度見るのがベストです!仕事の仕方や会社の管理体制がわかります。綺麗になっている事や整理整頓は家の仕上がりにも影響が必ずでます。
簡単なイメージで考えると汚い工場で完成した車と綺麗に整理整頓された工場の車ならどっちを選ぶかです。どちらが信頼できますか。
この業界は現場で作業が行われます。信頼できる職人達と会社の管理体制を良くチェックしてください。
⑥ネームバリュー
大手ハウスメーカーは暴利となり質や素材は低いのに建築費用が高いという結果になります。施主にとってメリットはあまり感じません。また契約後の打ち合わせなどは回数を制約されて注文住宅ではなく規格住宅のようになります。
ローコストメーカーは入り口の価格は見せかけは安いですが最終的には高くなります。仕様や内容を確認する事や設計担当のスキルまで確認しないと変な家になります。残念ですが完成した際に打ち合わせと違うことなどは当たり前のように起こっています。
会社選びは大変かと思いますが大切な資産を創る事になりますので良く見極めて依頼をすることが家創りの成功になります。